ピラティスの呼吸法で健康になろう!③
ピラティスの呼吸法
ポイント③
吸うときに肋骨を広げ、吐くときに肋骨を閉じる
肋骨は胸椎という背骨からついていて、背中側から胸の前までぐるっと肺を囲んでいる12対の骨です!
吸うときにこの肋骨が7.5cm横に広がり、吐くときに肋骨が元の状態に戻るように意識しましょう!
背中に空気を入れる
「肋骨を広げて!」というと、多くの人が肋骨の前側に空気が入ります。
前側に入っても良いのですが、感覚の入りづらい背中側を意識することで肋骨全体に空気が入るようになります!
分かりづらい場合は、正座になり上半身を折りたたみます。
その状態で背中側の肋骨に手を当て、呼吸してみてください!
肋骨が動く感覚が分かりやすいと思います♪
肋骨をしめる
吐くときは肋骨を閉じていきコスタルアングルが90度になるようにします。
コスタルアングルとは、みぞおちのところの肋骨と肋骨の角度です!
個人差があると思うので、参考程度に意識してみてください!
吐くときに肋骨をしめる意識をすると、前回お話しにもでてきた腹部の深層筋も一緒に働きます。
よって体幹も安定しやすくなります♪
まとめ
呼吸をするときに肋骨がしっかりと動く感覚は、習得するのが少し難しいかもしれませんが、繰り返しやってみてください!
あまり力みすぎずに行っていきましょう!
力みすぎるとアウターの筋肉が働きやすくなり、インナーマッスルの感覚が眠ってしまいがちです!
また、使いすぎると凝る原因にもなりますので、力みすぎず行うことが大切です✨
ピラティスの呼吸が出来るだけでも、体幹が安定しやすく、お腹周りのシェイプアップ効果も期待できます✨
動画は呼吸のポイント①②③を同時に行ってますので、
出来るところからやってみてください!
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≪参考文献≫
1)Pilates Mat Work A manual For Fitness and Rehabilitation Professionals
By Marci Clark, BS and Christine Romani-Ruby,MPT,ATC
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